“究極”という語彙は、すでに聞き慣れた表現ではありますが、未だに古さを感じさせないのは、依然としてそれが存在しているからであり、特にこのZ3においては、そこに、一切の疑い無しに信憑性という孟一つの単語が加わってきます。
アンサンブルの質を高める手段はいくつもありますが、その一つに、ステージ全体を見据えた演奏をするということがありますが、このZ3を弾くことで、それが弾き手だけでなく、共演者にとっても当たり前のものとなります。
それはグルーブにとっても同じで、ステージにいる全ての人間の出すビートが16分音符、時にはそれ以上の単位で絡みあう必要がありますが、弾き手自身だけでなく、共演者やオーディエンスにとっても 、あるべき方向性が非常に明瞭な形をとってZ3のトーンに織り込まれていきます。
圧倒的な存在感によって自身を誇示しつつも、アンサンブルに対し、尋常ならざる溶け込み方をするDingwallの楽器は、真剣な音楽家であれば、誰しもが虜になってしまうであろう、抗し難い魅力に溢れています。
NECK | 3pc. Maple & 5pc. Maple@ Head Stock |
FINGERBOARD | Birdseye Maple with Speedo Bars Inlay |
BODY | Burl Maple Top & Ash / Swamp Ash Back (Dual Density) |
COLOR | Blue Jean Burst |
PICKUPS | Dingwall Original |
PREAMP | Glockenklang 3B with Mid Frequency Switch & Series/Parallel Switches |