製作されてから何十年も経過した楽器のような、強力な響き方を持ち、アンプを介して尚、生々しくリアリティと信憑性のあるサウンドがあります。
指板の違いは、Dingwallにとっては音色に大きな差異をもたらしますが、それだけに、指板のMaple材の持つ良さを感じることができ、その特徴が楽器全体を良い方向に導いているようです。
一般的に用いられる、AlderやAshという材料の特性から、軽いものより重たいものの方が良い音がすると考えられることも少なくないようですが、Sheldon Dingwallにとっての良い楽器製作の目標の一つは、軽量でありながら良質でもあることであり(長時間のステージになると、楽器の軽さは、安定したパフォーマンスとプロフェッショナルなクオリティの供給にとって、無視できないものになるでしょう)、それはFanned Fret Systemと、行き届きすぎているとも言える弾き手への配慮によって達成されています。
生鳴りの良さに驚かさせられ、アンプを通せば病み付きになるトーンと、絶妙なバランスがある楽器です。
NECK | 3pc. Maple & 5pc. Maple@ Head Stock |
FINGERBOARD | Maple |
BODY | Alder |
COLOR | Sunburst |
PICKUPS | Dingwall Original |
PREAMP | Glockenklang 3B |
Hardware | Dingwall Original w/ 19mm String Spacing |