かつてLeo Fender氏と一緒に仕事をしていた塗装職人が手がけるAlleva-CoppoloのLacquer Finishは、Fender社でも再現することができないかもしれない、現存する唯一無二のものです。
SLEEK ELITEで扱わせていただいている楽器の中でも、Alleva-CoppoloのLAcquer Finishは、もっとも柔らかく傷もつきやすいもので、当時”車の塗装に使われてた”という話がにわかには信じがたいほどのものではありますが、それだけに非常に軽く響き、 Alleva-Coppoloという楽器にふさわしさを与えています。
Poly塗装の楽器よりも、独特の深みと温かみ、風合いがあり、いわゆる弾き手によって鳴りだすようになるまでの期間はLacquerの方が早いように感じますが、アンサンブルでのカット具合は、Polyの方が優れている側面もあり、この点に関しては、Ken Smith同様、完全に好みで選んでいただくと良いと思います。
若く、新進気鋭の優れた製作家とよばれるルシアーは世界中に何人もいますが、先達とのちょっとした違いに気づくには時間がかかるのが通例です。しかし、Jimmy Coppoloという製作家が、抜きんでた存在であるのは、素晴らしい師の存在と本人の不断の努力、そしてやはりNYという素晴らしい土壌と環境において、素晴らしい音楽家と楽器にたくさん触れてきたということはが大きいでしょう。
NECK | 1pc. Hardrock Maple |
FINGERBOARD | Rosewood |
BODY | Alder |
COLOR | Shell Pink (Lacquer) |
PICKUPS | Alleva-Coppolo Homemade |
PREAMP | Alleva-Coppolo Homemade |