Benaventeは、35″であると言われないと分からない程優れたプレイアビリティを誇る数少ない楽器ですが、その抜群の弾き易さを拡大解釈したかのような、34″のStandard Plusです。
Ash Top & Backは、Ken Smith Designや、Lowend Jazzなどで、その良さを十二分に発揮していますが、このSL54を弾いてみると、Bolt-onの楽器にとって、それは最良の組み合わせの一つであるということを強烈に感じます。
Solid Bodyとも、Top & Back構造の楽器にも存在し得ない独特な感覚は、AlderとAsh、両者の長所を兼ね備えたQuilted Mapleともまた異なり、オープンさと爆発力に加えて、面白みのある均質さとストレートさがあります。
このSL54には、特徴としての癖はありますが、それが変に偏ることもなく、音楽的に散在しており、ウルトラローアクションでも、高い弦高でも、個性と良さを随所にみることができます。
NECK | 3pc. Hardrock Maple (Bolt-on) |
FINGERBOARD | Maple |
BODY | Swamp Ash Top & Back with Alder Core |
FINISH | Polyurethane |
PICKUPS | Benavente Narrow & Narrow |
PREAMP | Aguilar OBP-3 |