Kenがペンシルバニアに拠点を移したすぐ後に入手したBubingaを用いた最後の1本です。
Bodyだけでなく、Neck材としても多用されていたこのBubingaですが、Ken Smithの30年以上に渡るクオリティを十分に支え続けていたわけですから、やはり先見の明があったと言わざるを得ないでしょう。
可能な限りの手を尽くし、入手できる最良の材を、奇をてらうこと無く、弦楽器製作のセオリーに忠実に製作されている本機は、当たり前のことを当たり前のように行って初めて生じる真摯な気持ちに溢れており、昔の偉大なヴァイオリン製作者がそうであるように、スタンダードをいかに洗練されたものにするか、ということに心血を注いできた結果があります。
ともすれば見逃しがちな程、当たり前のように全てが備わっている、無駄な力を一切必要とせずに弾くことのできる楽器です。
NECK | 5pc. Aged Hardrock Maple & Shedua w/ Graphite Inlaid Bars |
FINGERBOARD | Macassar Ebony with M.O.P. Top & Side Dots |
BODY WINGS | Bubinga Top & Back (3pc.) |
BODY CORE | African Mahogany |
FINISH | Classic Hand Rubbed Dutch Varnish over Stradivari Gold Oil (Ken’s Secret Sauce) |
HARDWARE | Gold |
ELECTRONICS | Series/Parallel Switches with Smith B.M.T. 3 Band EQ Circuit & Smith Custom Bass Hambucking Soapbar Pickups |