初入荷のStandard 4です。
LG5やLM5等、新興メーカーながら、大ベテランメーカーの楽器に1歩もひけをとらない5弦を製作しているAlleva-Coppoloですから、4弦という基本の良さは予想はしていましたが、それを十分すぎるほど裏切ってくれました。
KSD Brooklynでも良い材を使うことによる結果への確信は得ていましたが、まさにその典型で予定調和のような楽器でもあります。
力強く、爆発的な推進力のある生鳴りをそのままアンプを通しても増幅してくれ、中低域が速いアタックとともに、ガツンとではなく、ガッツンと来てくれます。
もちろん短時間のチェックでは分からない事ですが、このタイプの楽器は、弦が中々死なない傾向をもっている事が多く、かつて所有していた、実際に1年もの間、全く弦がへたるそぶりを見せなかった1963年製の楽器をすぐに思い出しました。
ヴィンテ-ジ楽器のセットアップに近づけて弾いていると(弦高は高めになりますが、それでも全く弾きにくいという感覚はありません)、それ自体の良さに圧倒されてしまうという、あまり味わう事の出来ない非常に珍しい経験をさせてくれる楽器です。
NECK | 1pc. Hardrock Maple |
FINGERBOARD | Rosewood |
BODY | Alder |
COLOR | Lake Placid Blue (Lacquer) |
PICKUPS | Alleva-Coppolo Homemade |
PREAMP | Alleva-Coppolo Homemade |