予想外と言っては語弊がありますが、その凄さに思わず唸らさせられてしまいました。
SLEEK ELITEでは、いくつもの優れたハイエンド楽器を扱わせていただいておりますが、中でも最もFender社の楽器に近いもの、というかそのものと言ってしまっても良いような楽器が、F Bassの新たな挑戦と共に登場して来たという感じです。
プルには、F Bass特有の滑らかさがわずかに残っていますが、指弾きやピック弾き、そしてサムピングなどには、ともすれば突き放された感覚と、わずかに歪んだ感じのある、あの独特の唸りまくるサウンドキャラクターが多分に存在しており、本当に良く出来た楽器と感心させられてしまいます。
34″スケール等スペックを表面的に見ただけでも、いかに考え抜かれているかは明白であり、それはGeorge Furlanettoが、一体何が必要であって何がそうでないのかということに対して、非常に鋭敏な感覚を備えた製作家ならではのものと言えます。
個人的に70年代の楽器を指向しているもので、ピンとくるものは少ないのですが、その中においてもなおかつ十分な訴求力を持っているのがF Bassです。
NECK | 1pc. Flatsawn Maple |
BODY | Northen White Ash |
COLOR | Natural |
FINGERBOARD | Maple with Pearl Blocks & White Binding |
NUT | Bone |
FINISH | High Gloss Lacquer for Body / Crystal Satin for Neck |
PICKUPS | F Bass Custom Single Coil |
PREAMP | F Bass Custom |