33″スケールによる抜群のプレイアビリティを誇りながらも、その短さを微塵も感じさせない、強力に突き抜けた野太いベースらしい音色とダイナミクスに対する的確なレスポンスを持つ、すばらしい楽器です。
Benavente OriginalのB-Type Neckによって生み出されるネックの強度は、楽器の音色にも大きく影響し、それはこの安定感へとダイレクトに繋がっているように感じ、それは厳しい現場でも弾き手が存分に力を発揮できる要因となるでしょう。
セットアップもベテランのそれに匹敵するような素晴らしさがあり、左手を置くだけで音がでてしまうようなセットアップでも、力強いミッドレンジを伴ったサウンドを生み出すことができます。その為、弾き手と共演者、そして相対する音楽からの様々な要求を幅広くカバーし、弾き手が楽器の良さを引き出す一方、楽器が弾き手のアイディアの源泉となってくれる、そういう望ましい関係を構築することのできるパートナーです。
一昔前は、ショートスケールやミディアムスケールの楽器は、ごく一部の人のもの、一般的にはあまりメインにはなりえないものでした。一方、ベースプレイヤーの奏法も次々と新しいものが登場し、徐々に普及しつつあります。そういう革新の流れの中で、このChris Benaventeという努力する天才は、”新しい価値観”を提示しているように思われます。
NECK | Wenge & Flame Maple (B-Type (C) / Bolt-on) |
FINGERBOARD | Ebony |
BODY | Buckeye Burl Top & Korina Back |
FINISH | Benavente Custom Semi Gloss |
PICKUPS | Benavente Wide & Wide |
PREAMP | Benavente Original 3 Band EQ |