古く長期の自然乾燥を施された材によるものか、持ったとき、そして弾いた時の感触に、非常にしっくりくるものがあり、不必要に広がらない、締まった響き方をする楽器です。
KSD BRの弾きやすいネックグリップによって、通常よりもほんの少しだけ高めにナットを設定することが可能になっており、その結果、張りのある音と、時間の経過によって摩耗するナットの寿命を長くし、結果として修理の少なくてすむような構造にもなっています。
同一の材のコンビネーションによる665と675ですが、それぞれ違ったピックアップレイアウトを持っており、特にこの675では、その位置による恩恵が音色にもたらされているように感じ、それは特にスラップ時に出てくるようで、狙い通りの、スタイルや見た目だけにとどまらない、きちんと意味のある設計になりました。
Audereのサーキットは、ピックアップのセレクトを個体ごとに行うという製作過程を持つのこのKSDには欠かせないもので、相乗効果によってPassive楽器のように弦をしっかりとはじいていることを認識させてくれる楽器になっています。
NECK | 1pc. Hardrock Maple from Ken’s In-House Exotic Wood Lumberyard |
FINGERBOARD | Macassar Ebony from Ken’s In-House Exotic Wood Lumberyard |
BODY | Alder |
COLOR | Brooklyn Burgundy Mist |
PICKUPS | Ken Smith Design Brooklyn Original |
PREAMP | Audere 3ZB |