“深い造詣を誇る”という言葉がまさに彼の為にある。という表現を筆頭に、いくつもの賛辞を持って評価しても足りないような素晴らしさに満ちあふれた楽器です。
Vintageを志向している楽器は、最近ではそのねじれた需要に応じて多数存在していますが、Alleva-Coppoloを前にしてしまえば、それらは途端に、あくまでそれらでしかないことが暴露されてしまいます。
あまりに大げさな表現は慎むべきですが、それが分かっていてもこのようなコメントを述べさせてしまうのは、Jimmy Coppoloのきわめて高い修理技術の蓄積と、環境によって育まれた経験によって生み出される集大成が、Alleva-Coppoloという楽器を通じて感じ取る事ができるからかもしれません。
素晴らしい音楽と厳しい環境、そして多くの優れたミュージシャンが当たり前のように同居するNYという場所で起こりえる出来事、その一つ一つが彼にとって得難い経験となり、また、現場での需要に対する最適な形での回答を常に求められた結実とも言える楽器製作哲学が昇華されたのがこのAlleva-Coppoloです。
世の中に存在する数多くの楽器の中で、本質的に必要なものが何であるかを最良の形で明示できる楽器はそう多くはありません。
NECK | 1pc. Hardrock Maple |
FINGERBOARD | Indian Rosewood |
BODY | Alder |
COLOR | Surf Green (Nitro Lacquer) |
PICKUPS | Alleva-Coppolo Homemade |