低域は重厚、高域はすんだ美しいキャラクターを有し、弦振動が阻害されずにボディやネックにしっかりと伝わって行く、弾いていて気持ちの良い楽器です。
Neck-thru構造ながら、Bolt-onの楽器のようなBenaventeの良さの一つであるところのアグレッシブな質感のあるトーンは、7弦でありながらスラップでも指弾きでも、現場において、確実にベースの役割を果たしてくれる事を予感させるものです。
Kingwood指板や、Purpleheart/Wenge等、いわゆるDensewoodをネック材に用いており、結果それ自体に多少重量があるようにも感じますが、楽器を抱えた際のバランスも良好なのには驚かさせられました。
私よりいくつかアイディアを出させていただいたのですが、結果、大変に高級感があり、それでいて落ち着きと耐久性のある、優れた質感を持つフィニッシュとなっております。
NECK | 9pc. Hardrock Flame Maple, Wenge & Purpleheart (Neck-thru) |
FINGERBOARD | Kingwood |
BODY | 5A Quilted Maple Top & Back w/ Mahogany Core |
FINISH | Benavente Custom Semi Gloss |
PICKUPS | Benavente Wide & Wide |
PREAMP | Benavente Original 3 Band EQ |