経験豊富なビルダーは、使用する材の特性を活かした楽器作りや、複数の材を組み合わせて使用する場合は、それぞれの良さを単独で使用する場合よりも、さらに良いものになるように最終的に”楽器”へと昇華させます。
この楽器からは、なぜTopとBackに異なったWalnutを使用しているか、またCore材であるMahoganyの存在の必然性が楽器を弾くと良く伝わってくる楽器になっています。
中低域の太さや、澄んだ高域は、WalnutとMahoganyの組み合わせが、良い形としてそのサウンドに結実しているものだと言えるでしょう。
どっしりとした安定感のある低域や、スラップをするとその振動がボディやネックを突き抜ける感覚は気持ちの良いものです。
NECK | 13pc. Maple & Walnut (Set-Neck) |
FINGERBOARD | Macassar Ebony with Walnut Binding |
BODY | 5A Claro Walnut Top &5A Crotch Walnut Back |
BODY CORE | Mahogany |
FINISH | Benavente Custom Semi Gloss |
PICKUPS | Benavente Wide & Wide w/ Matching Wood Covers |
PREAMP | Benavente Original w/ Matching Wood Knobs |