Chris Benaventeの会心の出来とも呼ぶにふさわしい楽器の1本です。まず見た目の美しさに目を奪われますが、この楽器は、そのサウンドに関して言及しなくてはならないでしょう。
透明感ときらびやかさ、また派手さもありながら、高域や中域のみが強調された感じがなく、しっかりベースという楽器の役割を果たすことのできる、充実した低域は大変魅力的です。
以前弾いた楽器の中には、この良質のプリアンプを介して大変バランスのとれた楽器に仕上がっており、それゆえ”ああ、このプリアンプは非常に良く出来ているのだな”と感じたのですが、もはやこのプリアンプの存在が良い意味でかすんでしまうほど大変しっかりしたファンダメンタルを備えた楽器になっています。この楽器のサウンドはオリジナリティにあふれ、従来のサウンドに例えるのは適当ではないのですが、洗練されたプレシジョンベースのサウンド、というのはある意味、的を射ているかもしれません。
それゆえ、オールドスクールなサウンドから、モダンなものまで弾き方や、プリアンプの使い方で様々な音楽に対応できると思います。
NECK | Wenge & Bubinga (B-Type (C) / Set-Neck) |
FINGERBOARD | Macassar Ebony with Amboyna Burl Block & Bubinga Binding |
BODY | Amboyna Burl (Padauk) Top & Back |
BODY CORE | Zebrawood |
FINISH | Benavente Custom Semi Gloss |
PICKUPS | Benavente Narrow & Narrow w/ Matching Wood Covers |
PREAMP | Benavente Original w/ Matching Wood Knobs |