#022 SCD6C-LI

***2005楽器フェア出品予定楽器***

柊(Hollywood)をTop材に、Flame MapleをBack材に配した美しい楽器です。Top & Back w/ Core構造を持つ楽器のTopとBackには、物理的な根拠の他に音響的にも意味のあるものであれば、その楽器は大変優れたものになるのですが、アコースティックな質感を持つKorina材との組み合わせとChamber構造により非常に良好な結果を得ることができました。

Martin社やAlembic社の楽器のインレイを一手に引き受けてきた、世界最高の腕を持つインレイ職人であるLarry Robinson氏のインレイは、この世のものとは思えないほどの美しく精緻な質感を持つものですが、この楽器のサウンドも透き通った美しさをもっており、他では聴くことのできない、この楽器にしかないものになっています。

Ken SmithやF Bassのような歴史の長い楽器には、それぞれの製作家でないと盛り込めない感覚があり、これがメインの楽器を選ぶ決め手になり得るのですが、Chris Benaventeというルシアーもそこに至る階段を確実にのぼっているようです。

NECK 9pc. Maple & Walnut (Set-neck)
FINGERBOARD Ebony & Walnut Multi Bound
BODY Hiragiwood (Hollywood) Top & 5A Flame Maple Back
(Chamber Body Style)
w/ Korina Core
FINISH Benavente Custom Semi Gloss
Pickups Benavente Narrow / Narrow w/ Matching Wood Covers
Preamp Benavente Original w/ Matching Wood Knobs