エレクトリックながらアコースティックの質感を多分に備えた美しい楽器です。びっしりと虎杢の入った太めのネックは、不必要な鳴りを排除した、楽器として適切な鳴りのみを追求した結果によるものであることが分かります。
ボディも弾き込むことでどんどん成長していく、可能性を多分に持っていることが分かるものですが、これも”良い楽器”とはいかなるものかを熟知しているKnooren氏の楽器ならではだと思います。
今回よりプリアンプにAguilarのOBP-3が採用されており、これがこの楽器の良さを上手い具合に引き出しているのですが、いつもながらクノーレンのパッシブのトーンの美しさは特筆に値するので、プリアンプはあくまで付加的な要素になってしまう程彼の楽器が備えているトーンは素晴しいものです。
NECK | 1 Piece Quatersawn Flame Maple |
FINGERBOARD | Black Ebony (28th Fretless) |
BODY | Tochi Top & Platanus Back |
ELECTRONICS | Haeussel Custom Pickups w/ Aguilar OBP-3 |