一見するとそれほど弦高が低くないのですが、なぜこんなに弾きやすいのか?と問いたくなるような、ずば抜けたプレイアビリティを持っている6弦ベースです(その為不必要なバズのないベースらしい分厚いサウンドになります)。最近35インチの楽器を弾く機会が増えてきており、例えばBenaventeやKnoorenもそのネック形状やセットアップの良さから、弾きにくさを感じなくなっていましたが、やはり34″の弾きやすさには格別のものがあります。また、34″だからといってLow-Bが弱い、ということも無く、他の35″以上のスケールを持った楽器と同等か、それ以上に安定したバランスの良いサウンドを奏でています。
全体的なトーンは、他の追随を許さないものクオリティと感じられるもので、ボディとネックの芯から振動している為か、色気と艶を多分に含んでいます。
また、Neck-thruとは思えない粒だちの良い、音程のはっきりした立ち上がりの速い音色もKen Smithでしか得られないものです。
弾きにくい、ということで6弦ベースをあきらめてしまう方もおられるかもしれませんが、そういう方でも何の躊躇も無く取り組め、また一生つきあっていける楽器です。
NECK | 5pc. Aged Hardrock Maple & Morado w/Graphite Inlaid Bars |
FINGERBOARD | Quatersawn Macassar Ebony with M.O.P. Top & Side Dots |
BODY WINGS | AAAAA Claro Walnut Top & Back w/ Maple Veneer (5pc.) |
BODY CORE | Bolivian Mahogany |
HEEL CAP | Highly Figured Tiger Maple |
FINISH | Hand Rubbed High Gloss Catalyzed Lacquer over Stradivari Gold Oil |
HARDWARE | Gold |
ELECTRONICS | Series/Parallel Switches with Smith B.M.T. 3 Band EQ Circuit and Smith Custom Bass Hambucking Soapbar Pickups |