新しいオリジナルブリッジは、現状にとどまらず、より良い楽器製作を指向しているF Bassの姿勢を表してる一端であると言えるでしょう。
表面的で誰の目にも明らかなマイナーチェンジはもちろん、構造における変更は、日々の試行錯誤や、顧客のリクエストやフィードバックを貪欲に取り入れ続けているからこその変化を生みだしていますが、これはGeorge Furlanettoという製作家の感覚が鋭い取捨選択を依然として可能にしていることを示しており、また、古い楽器に存在している、多くの人に未だに愛され続けている要素を熟知している結果であり、常にベストな楽器を送り出せている大きな理由になっています。
丸みはあるものの、ソフトではなく、エッジの利いたちょうど良い荒削りな側面のあるトーンは、60年代の楽器を持っていますが、両者をブラインドテストしてみれば、その違いに気付く方は僅かであろう程、非常に似通ったものであり、力強く、厚みのあるリッチなものです。
それゆえ、これでないと駄目だと感じさせてくれる楽器になっています。
NECK | 1pc. Flatsawn Maple |
BODY | Alder |
COLOR | Olympic White |
FINGERBOARD | Madagascar Rosewood |
NUT | Bone |
FINISH | High Gloss Lacquer for Body / Crystal Satin Lacquer for Neck |
PICKUPS | F Bass Original Hand Wound Single Coil |
PREAMP | F Bass Custom |