演奏者に負担を与えない34″スケールを採用しているJazz Bass Styleの楽器の中でも、ここまでちゃんとバランスがとれており、フォーカスされたLow-Bの明瞭なトーンを持つ楽器は他にはあまり無いと断言出来る楽器です。
ラミネート構造中心のKen Smithの中では、シンプルな作りをしている楽器ですが、その見た目同様の素朴でオープンなサウンドとボディ鳴りが特徴です。
軽量で、弦の振動がきちんと何倍もの大きさの生音になっていることが分かる楽器で、ピックアップとアンプを経由してもその良さには何ら変わりがありません。
BSRJは、フェンダーらしさはあるものの、そこはやはりKen Smithの楽器と分かるものでしたが、この楽器に関しては、Alderに近く、その良さを凝縮したようなキャラクターを持っているWestern Quilted Mapleにより、より”らしい”サウンドを持った楽器になっています。
その為、Alderのサウンドキャラクターと感じられる部分が多々あるものの、肝心なところはきちっと抑えられている、非常にクオリティの高い楽器に仕上がっています。
NECK | 3pc. Aged Hardrock Maple |
FINGERBOARD | Quatersawn Morado (Pau Ferro) with M.O.P. Top & Side Dots |
BODY WINGS | Western Quilted Maple (Solid) |
HEEL BLOCK | Figured Maple |
FINISH | Classic Hand Rubbed Dutch Varnish over Stradivari Gold Oil (Ken’s Secret Sauce) |
HARDWARE | Gold |
ELECTRONICS | Smith B.M.T. 3 Band EQ Circuit with Smith J945 “Stacked Coil” Humbucking Pickups |