Ken Smithという楽器に出会ってから、すでに10年程経過していますが、ケースをあける前はもちろん、実際に手にしてみるといまだに十分な感動を覚えます。
私の尊敬するミュージシャンが、滅茶苦茶良いか、死ぬ程良いかのいずれしか無いと笑いながら言っていたことは、届くたびにそれが決して冗談では無いと思わせてくれるのがKen Smithです。
Ken Smithのトーンは、個性的なものでありますが、それが30年以上に渡って根強い支持を得ているのは、それが非常に音楽的であり、ベース単体でももちろん十分良さを感じるものですが、それがアンサンブルや楽曲において何倍にも伸張することが大きな理由でしょう。
低音楽器には、良いものであるかどうかは、現場に出てみないと分かり難いという場合も往々にしてありますが、それは裏を返せば、そこまでのことを想像して製作されている楽器にとっては、弾き手だけでなく、その場にいる全ての人間にとって、非常に明瞭に、音楽的足り得る存在になるのです。
| NECK | 5pc. Aged Hardrock Maple & Shedua w/ Graphite Inlaid Bars |
| FINGERBOARD | Macassar Ebony with M.O.P. Top & Side Dots |
| BODY WINGS | 4A Crotch Walnut Top & Back (5pc.) |
| BODY CORE | Highely Figured Tiger Maple |
| FINISH | Classic Hand Rubbed Dutch Varnish over Stradivari Gold Oil (Ken’s Secret Sauce) |
| HARDWARE | Gold |
| ELECTRONICS | Series/Parallel Switches with Smith B.M.T. 3 Band EQ Circuit & Smith Custom Bass Hambucking Soapbar Pickups |