コントラバス/ダブルベースのような質感を持った、エレクトリックベースを探されている方は少なくないと思いますが、VeilletteのArch Top Seriesは、その中でも最良の選択肢の一つです。
もちろんどこを基準にするかによって、その判断は変わってきますが、サウンドだけでなく、表板がピチカートによって振動する感覚や、アルコによって共鳴する裏板を彷彿とさせることころまで体感できる楽器はそれほど多くはありません。
VeilletteのArch Topは、二重のTopを持つという非常に凝った作りになっていますが、それによって、内部で生じたサウンドが、今にも殻を突き破ろうとしているかの如く爆発力を伴った圧力を生み出しています。
Veilletteのもう一つの特徴は、木製ブリッジながら弦高調節を可能にしており、究極的に突き詰められたコンストラクションと相まって、G弦12F上で1mm以下というローアクションから、2mm強という昔ながらの強烈なパンチのあるサウンドの根源となるセットアップまで、数多くの要求に応えることができるだけでなく、弾き手に自然と寄り添ってくれる楽器になっています。
一点止めのBolt-on構造を始め、今までにあまりない型破りかつ、斬新なアイディアをスマートに満載している、リリカルな歌いまくるトーンがあります。
FINGERBOARD | Ebony |
BODY | Spruce Top & Poplar Back |
FINISH | Nitrocellulose Lacquer (Deep Red) |
PICKUPS | Citron Magnetic |
PREAMP | D-TAR Eclips |