重めの個体から繰り出される、重心の低いしっかりとしたトーンが特徴です。
ToneとTrebleの組み合わせ、またAudere Preampの3つのモードの切り替えによって、モダンなものから古い音色までが幅広くカバーできるようになっています。
よく”Activeくさい”、という表現が出てきますが、このBR664を弾いてみると、独特のらしさがあったのは、もう昔話になっていることが良く分かる楽器であり、原音が忠実に再生されている事が良く分かります。
スラップのサウンドは、差し込むような鋭さがあるものの、中低域がしっかりとアタックについて行く為、耳障りでない気持ちの良いものとなっています。
このKSD BR Seriesを製作していて思う事は、やはり材の品質の重要さであり、それさえしっかりしているのであれば、あとはアッセンブリーの選択さえ誤らなければ必ず、良い楽器を生み出す事が可能だということです。
NECK | 1pc. Hardrock Maple from Ken’s In-House Exotic Wood Lumberyard |
FINGERBOARD | Macassar Ebony from Ken’s In-House Exotic Wood Lumberyard |
BODY | Alder |
COLOR | Olympic White |
PICKUPS | Ken Smith Design Brooklyn Original |
PREAMP | Audere 3ZB |