美しく丁寧に施されたフィニッシュには、弾き手によって清廉にも白秋にもなりえる、様々なイメージを想起させる力があります。
強烈な存在感を放ちながらもアンサンブルには必ず混ざり溶け込む音色を持っており、そこには、均一なバランスと、水面にゆらめくようなうねりが絶妙なバランスで混在しています。
ベースという楽器は、本来アンサンブルを支える為に存在しているものですが、その役割はもちろん、そこからはるか彼方に佇み、このAC6-AWのみで全てを成立させてしまえるのではないかと確信させてくれる何かがあります。
6弦でフレットラインがない為、一見放り出されたようにも感じましたが、サイドラインとドットが完璧なガイドとなり、さらに左手の空間認識と聴覚が密接に結びつく必要がある”本来の姿”を思い出させてくれる楽器です。
NECK | 3pc. Laminated Quatersawn Maple |
BODY | Spruce Top & 2pc. Flame Maple Back |
COLOR | Antique White |
FINGERBOARD | Ebony |
NUT | Bone |
KNOBS | Hand-tuned African Blackwood |
FINISH | Satin Lacquer for Body / Oil for Neck |
PICKUPS | F Bass Soapbar Style, Hum-cancelling, Veneered & Finished Match the Body |
PREAMP | F Bass Custom |