自然なコンプレス感が、この楽器に絶妙な特徴を与え、それが同時に気持ち良さにも繋がっている楽器です。
楽器自体は重くは無いものの、音色の重心はLow Midの少し下のところにあるようで、Active CircuitのMidの加減一つでドンシャリサウンドから、アンサンブルに太い杭を打ち込んで行くような、中域に張りとパンチのある音色まで自由自在にコントロールできるようになっています。
このBN5には、34″ Scale、Macassar Ebonyよりも硬い指板等、楽器製作の歴史の中では原点回帰とも呼べる方法論が盛り込まれていますが、現代最高峰の製作家の一人であるGeorge Furlanettoの目指すものが分かる楽器とも言えます。
結果、標準仕様の34.5″よりもそれらしさがあるのは自然なことでしょうし、視野の狭い製作家では持ち得ない、枠組みの中における余裕を感じる1本です。
NECK | 3pc. Laminated Quatersawn Maple |
BODY | Swamp Ash |
COLOR | Auburn Burst |
FINGERBOARD | Macassar Rosewood |
NUT | Bone |
KNOBS | Hand-tuned African Blackwood |
FINISH | High Gloss Lacquer for Body / Oil for Neck |
PICKUPS | F Bass Soapbar Style, Hum-cancelling, Veneered & Finished Match the Body |
PREAMP | F Bass Custom |