現在では、BSRやFusion Shapeが主流になっているKen Smithですが、依然として根強い人気を誇るBT ShapeのBT6Gです。
Neck-thruの特長を集約したような良さのある楽器で、高域には甘い成分を多分に含んだ美しさが、低域には無駄な領域を取り去った引き締まった確固とした安定感が、中域には分厚いアンサンブルを確実に支えるベースらしい力強さがあります。
Ken Smithは、創立以来25年以上たった今でも、現状にとどまらないという姿勢を常に忘れていないことが良く分かるメーカーですが、それが随所にわたって感じられ、例えば塗装のOil FInish一つとっても、いわゆる一般的なメーカーのOil Fiishとは、ひと味もふた味も違う、ガラスのような美しさと、塗装するという行為のもう一つの大きな意味である、楽器保護という両方の要素を十分に備えているものになっています。
トーンに関しては、プリアンプにオリジナルの大変に優れたものを搭載していながら、プリアンプが無くても、十分すぎるほど楽器の良さが感じられるものへと進化しているようです。
また、Ken Smithという楽器を弾けば、”どのポジションでも同じような感覚で気兼ねなく弾く事ができる”ということが、弾き手にとって、いかに大きな意味を持つかが容易に理解できると思います。
| NECK | 5pc. Aged Hardrock Maple & Bubinga w/ Graphite Inlaid Bars |
| FINGERBOARD | Macassar Ebony with M.O.P. Side Dots |
| BODY WINGS | AAAA+ Wild Figured Tiger Maple Top & Back (5pc.) |
| BODY CORE | African Mahogany |
| FINISH | Classic Hand Rubbed Dutch Varnish over Stradivari Gold Oil (Ken’s Secret Sauce) |
| HARDWARE | Gold |
| ELECTRONICS | Series/Parallel Switches with Smith B.M.T. 3 Band EQ Circuit and Smith Custom Bass Hambucking Soapbar Pickups |