通常のBN5にあるような、暴れる感じは少ないのですが、反してハイエンド楽器らしい、特有の上品さや繊細さにあふれているスマートな楽器です。
F Bassは、高い汎用性を誇る、普遍的な音色に由来する可能性にあふれているとことが大きな特徴の一つですが、あえて言うならば、RockやBluesよりも、むしろJazzやFusionにフィットしそうな音色を持っているように感じ、前者のスタイルの音楽では普通のベースとして、後者においては、特別な一本として活躍してくれそうな楽器です。
もし、George Furlanettoが狙ってこの楽器を製作したとすれば、F Bassというメーカーが新たな成長を成し遂げているという事実の証明になるでしょうし、その転機に製作された楽器だと思います。
バランスと、Low-Bのイントネーションの良さにも感心させられる、取り回しの良い完成された楽器です。
| NECK | 3pc. Laminated Quatersawn Maple |
| BODY | Spalted Quilt Maple Top & Swamp Ash Back |
| COLOR | Natural |
| FINGERBOARD | Maple with Face Black Dots |
| NUT | Bone |
| KNOBS | Hand-tuned African Blackwood |
| FINISH | High Gloss Lacquer for Body / Oil for Neck |
| PICKUPS | F Bass Soapbar Style, Hum-cancelling, Veneered & Finished Match the Body |
| PREAMP | F Bass Custom |