6弦で36フレット仕様ということもあり、従来のベースとしての奏法で用いることはもちろん、新しいことまで、それこそこの1本で全てがこなせてしまうような楽器です。
今まで弾いて来た1000本以上のエレクトリックベースの中でも、もっとも美しいサウンドを持っている1本で、いつまでも弾いていたくなる楽器です。
製作者であるJerzyの気質そのままのような繊細な部分が多々有り、それが大変良い方向に出ていますが、それだけにとどまらず、楽器製作の基本を知り尽くしているからこそ存在しうる”強さ”も同時にあります。
35″スケールはこの個体のサウンドにとって必要と思える要素の一つで、それがこの楽器の美しいサウンドをさらに魅力的なものとしていますが、スケールを長くすることによって失われるはずのプレイアビリティやバランスを、ネックの形状やバランスで上手にカバーしているあたりは、やはりJerzy Drozdという製作家のセンスの良さを示していると言えるでしょう。
Neck | 3pc. Maple |
Construction | Bolt-on |
Fingerboard | Ebony 36 Frets w/ Ray of Light Inlay |
Body Style | Maple Top & Flame Etimoe Back (Abalone Purfling) |
Hardware | Gold |
Pickup | JeDXS & RMC Piezo |
Preamp | OBP-3 |
Finish | Polyurethane Satin |