カテゴリー別アーカイブ: Benavente Sold Out

Benavente Sold Out

#508 SCD4B-DFR

切り出されてから少なくとも75年、もしかすると150年くらい前のものかもしれない、Douglas Fir (ベイマツ)を入手したChrisが、その材から受けたインスピレーションを楽器全体に波及させていき生み出した、この世に1本しか存在し得ない唯一無二の楽器です。

コンセプトは、この世で最も醜い楽器、しかし、だからこそこのSCD4Bが大好きな人間は絶対に一人はいる、その人の為だけのもの、という非常にユニークなものですが、Chrisの人間を知る私からすると、頷けるものです。

通常、このように穴の合いた材は、楽器の振動に予測不可能な要素を持ち込むため、適していないのですが、その特性を逆手にとって、そのコンセプト同様、個性的であるものの、非常に優れた完成度を誇る楽器となっています。

その結果、Soild Bodyにあるタイトなサウンドと、ラミネートボディのバランス感覚を兼ね備え、さらに曲がったところのない、快感を覚えてしまうような、男気溢れる豊かな生鳴りのを備えたサウンドと潔さを有しています。

追従者から牽引する側にまわったChris Benaventeの遊び心と本気を感じる、ハードレリック、”そんな先のことは分からない”1本です。

NECK 3pc. Maple
FINGERBOARD Ebony
BODY Douglas Fir Top & Back w/ Alder Core (3pc.)
FINISH Chris Benavente Hand Fitted & Polished Hard Relic
PICKUPS Benavente Wide & Wide
PREAMP Benavente Original 3 Band EQ

#465 SL55-WH

Chris Benaventeが、彼の今まで積み上げて来たコンセプトを集約し、必要とされる要素のみに特化して製作しているStandard Seriesのアップグレードバージョン、Standard Plusです。

太く、厚みのあるハムバッカーピックアップの長所を集約したようなサウンドを持っており、Audereのサーキットを搭載により、ActiveながらPassiveの楽器を弾いているかのように錯覚させてくれる楽器です。

ベースらしい力強さ溢れるトーンと、弾きやすさを前面に押し出す為に工夫されてネックと指板の存在によって、速いパッセージはもちろん、1つ1つの音の説得力で勝負することもできる、様々なスタイルのプレイヤーに向いた完成度の高い、余計なものを必要としない実践的な楽器です。

(Standard+ Seriesは、米国でリリースされているStandard Seriesのアップグレードヴァージョンです。)

NECK 3pc. Hardrock Maple (Bolt-on)
FINGERBOARD Rosewood
BODY Walnut Top & Mahogany Back
FINISH Polyurethane
PICKUPS Benavente Original Wide
PREAMP Audere Audio 3 Band

#552 SCD5B-TH

ダイナミクスと端正さが程よく同居している、大変使いやすい楽器です。

“蒼”と表現した方が適切な統一感のある美しさは、そのまま音にも現れており、押し付けがましさの無い、完成度の高さに繋がっています。

BenaventeのWide PickupとこのSCD5Bに用いられている材の組み合わせは、シングルコイルに純粋さに、適度な厚みを加えたトーンキャラクターを生み出し、それは、程よく引き締まった無駄の無い筋肉を想わせる、理想的なサウンドの1つになっています。

 力強さがありながらも、繊細なニュアンスやディティールの表現も可能にしている、普通にどこでも使える楽器です。

NECK 3pc. Flame Maple
FINGERBOARD Flame Maple w/ Abalone Block Inlay
BODY Flame Maple Top & Mahogany Back
FINISH Benavente Custom Semi Gloss
PICKUPS Benavente Wide & Wide
PREAMP Benavente Original 3 Band EQ

#464 SL55-TR

楽器の調整は毎日に行っておりますし、お客様の楽器に関しても頻繁に行わせていただいておりますが、ベストのセットアップは、本来はそのお客様自身でないと出来ないのでは、と感じる事もあります。ただし、ハイエンド楽器は、無数に存在するであろう”良いセットアップ”に対するポテンシャルの高さが存在していると思います。

そういう観点でこのSL5-TRを考えますと、調整のしやすさ、扱いやすさ、弾きやすさ、そして音、というあらゆる点で非常に高い点数を付ける事のできる、弾き手に対する親切心に溢れた楽器だと言えます。

Benaventeも本格的に工房を構え、世にその才能を問い始めてから早くも10年が経過することとなりましたが、Standard Plusは確立しつつあるChris Benaventeのコンセプトを分かりやすい形で提示した集大成の一つと考える事ができます。

HB Pickupを搭載した楽器が求められる理由はいくつもありますが、このSL5にはそれに対する回答がいくつも適切な形で盛り込まれています。

おとなしくない暴れるE弦や、34″ながら十分すぎるほどタイトで強力なLow-B弦等、このStandard+を、素直に気にいってしまう理由がたくさん備わっています。

(Standard+ Seriesは、米国でリリースされているStandard Seriesのアップグレードヴァージョンです。)

NECK 3pc. Hardrock Maple (Bolt-on)
FINGERBOARD Rosewood
BODY Flame Maple Top & Alder Back
FINISH Polyurethane
PICKUPS Benavente Original Wide
PREAMP Audere Audio 2 Band + Tone

#699 SCD6K-WA

楽器用のWalnutは、その大半を北米産のものが占められていますが、このSCD6Kはヨーロッパ産のGerman WalnutをTop材に用いています。

リリーフに対する独自の方法論を用い、設計段階より低めに弦高を設定することを前提に製作されているNeckは、Low Actionでも十分にベースらしいサウンドの創出を導きだしてくれ、特にこの楽器は、軽いタッチで現代的なテクニカルを用いて演奏に臨む方におすすめのものとなっています。

35″によるネックの長さを感じさせない、弾き易いベースの代表格であるBenaventeのプレイアビリティは34″であれば一層際立ち、弾き手の表現に制約を与えない楽器になっています。

Neck Pickupのホロウボディに由来するようなトーンとBridge Pickupの美しく厚みのあるキャラクターの組み合わせは秀逸であり、ベテラン製作家の持つ、どのように作っても醸し出される安心感があります。

NECK 7pc. Maple / Wenge & Walnut
FINGERBOARD Ebony
BODY German Walnut Top & Ash Back
FINISH Benavente Custom Semi Gloss
PICKUPS Benavente Narrow & Narrow
PREAMP Benavente Original 3 Band EQ

#676 SCD7K-RA

RedwoodとAshの組み合わせは、Exotic Woodを用いるメーカーの選択肢としてはポピュラーなものの一つですが、その割に特徴をつかみ難い楽器になってしまうことの多いもののように経験上感じます。

しかし、それが3000本以上もの楽器を弾いてきた者にとって、依然として新鮮な驚きを十分に与える個体と成り得ることを饒舌に語っているのが、Chris Benaventeです。

多様されている方法であることの理由を示すかのように、低域にはAsh独特の荒々しさ、高域にはRedwood特有の優しくアコースティックな響きを備えており、7弦ということでHigh-FやCの、物理的な弦の細さを感じさせない優れた楽器は、ラディカルすぎずに中庸の程よいポイントを突いた役割をアンサンブルにおいて果たしてくれるでしょう。

色の使い方や材料の組み合わせ方のセンスの向上や、細やかな作りなど日々進歩の見られるBenaventeは、常に楽器の本質としてもっとも重要なファクターを忘れてはならないということが、何をおいても重要であるということを作品を通じて伝えています。

Benaventeの個性は、ハイエンド楽器の持つ上品さに飽きている方には強くお薦めできるものとなっています。

NECK Bubinga & Maple (B-Type (C))
FINGERBOARD Maple
BODY Flame Redwood Top & Back with Ash Core
FINISH Benavente Custom Semi Gloss
PICKUPS Benavente Wide & Wide
PREAMP Benavente Original 3 Band EQ

#609 SCB7N-YW

透明感がありながら、美しく甘い歌うトーンが特徴です。

その脆さや柔らかさ故、製作に神経を要するBuckeyeのTonewoodとしての弱点をBackのWalnutが絶妙のバランス感覚でサポートするような製法を用いて製作されているこのSCB7Nは、低音弦側が引き締まり、高音弦は音量が大きいという、多弦楽器の理想型の一つを突き詰めたバランスを持っています。

Walnutは、Tonewoodとして申し分の無いクオリティを持っている素晴らしい材であることは疑いがありませんが、その広範囲に渡りピークを持つという特性が、扱い難さにつながることもあります。

しかし、材の選択や、製法に細心の注意をはらうことによって、実際Chris Benaventeがそこまで配慮し得るルシアーになったということですが、最良の多弦楽器にたどり着く手段の一つであることを確信させてくれるものとなっています。

Buckeye Topだけでなく、Brazilian Rosewood指板もまた、この楽器のコントロールのし易さに大きな貢献をしているようで、アタックのスピードや、全体のバランスをベテランのベースプレイヤーの好む、丁度良い、あるべき場所へとたどり着かせているようです。

NECK Wenge & Maple (B-Type (C))
FINGERBOARD Brazilian Rosewood
BODY Buckeye Top & Walnut Back
FINISH Benavente Custom Semi Gloss
PICKUPS Benavente Wide & Wide
PREAMP Benavente Original 3 Band EQ

#608 SCA5N-OA

Ash特有のドライなトーンと、一般的なNeck-thruの楽器に対して持たれるイメージとは少し異なるであろう、ホットな中域のコンビネーションによるBenaventeらしい特徴を持ったSCA5Nです。

一方、音の重心は低めで、ストレートで素直なトーンもあり、このあたりはNeck-thruらしさもあると言えます。

堅固な印象に依る安心感が全体に渡って存在しており、ペグからボディエンドまでを鳴らし込むように弾いてあげると、アグレッシブに楽器が応えてくれるという、自身の特徴がより良く出るものとして、Bolt-onやSet-neckを薦めているものの、やはりBenaventeであることがしっかり分かるものとなっています。

35″であることを感じにくいプレイアビリティや、どの弦のトーンも統一されたバランス感覚を持っています。

NECK Wenge & Ash (B-Type (C))
FINGERBOARD Birdseye Maple
BODY Olive Top & Ash Back
FINISH Benavente Custom Semi Gloss
PICKUPS Benavente Wide & Wide
PREAMP Benavente Original 3 Band EQ

#607 SCD5KF-KH

33″スケールに17mm弦間ピッチという物理的には小さいものの、それを微塵も感じさせない、雄大な’ねいろ’とルビをふりたい音色が魅力的な楽器です。

Koaは、見た目はもちろん、トーンもまさにTonewoodと呼ぶにふさわしい、楽器の為にあるような材ですが、その”The Beauty”を十二分に引き出すようなデザインを持った楽器がこのSCD5KFです。

短いスケールのよる音に対する損失を言われることもありますが、こういうクオリティで市場が満たされていれば、それはあくまで思い込みや幻想の域でしかなく、プレイヤーにとっての道具としての洗練された選択肢足り得ることをこの楽器は示しています。

また、一方Low-Bへの悪影響も懸念されることもありますが、33″によって生じる言い訳はそこにはなく、最初からそうあるべき模範的な回答をも、この楽器には見いだすことができます。

温かく、ユニークでふくよかな伸びのあるトーンは、この楽器の唯一無二の個性です。

NECK Wenge & Maple (B-Type (C))
FINGERBOARD Ebony
BODY Koa Top & Mahogany Back
FINISH Benavente Custom Semi Gloss
PICKUPS Benavente Wide & Wide
PREAMP Benavente Original 3 Band EQ

#603 219B5K-LI

多くの若手のメーカーがそうであるように、より良い楽器を求めて、Benaventeも多くのマイナーチェンジや、新しいモデルの開発を行ってきていますが、初期の頃より存在しており、荒削りではあったものの、抜きん出たセンスの良さを持つ、非凡のルシアーとしての才覚を早くからアピールしていたのがこの219Bシリーズです。

楽器は、見た目も重要ですが、弾き手が良いと思えるバランス感覚、トーンの良さ、また幅広いセットアップのリクエストに対してどこまで応え得るかのポテンシャル(このあたりは、後付けでカバーできるものもありますが、現代の楽器であれば、根本的な設計の段階で盛り込まれる方が理想的であると言えます)など、製作という行為は、言うまでもなく非常に奥深いものとなっています。

この219Bが、今でも彼のレギュラーラインの一角を占めているということは、Chris Benaventeが、早くからベースプレイヤーが必要とする楽器とは一体どういうものであったか、ということを理解し、そこに向かって邁進していたことを示しています。

Benaventeは、数少ない35″によるプレイアビリティに対するハンディキャップを感じさせない楽器製作に成功しているメーカーですが、この219B5Kのように34″になることで、それはより一層顕著なものとなります。

Cocobolo、Hollywood、Korenaなど、その全てが良い方向に機能を集約された、イマジネーションを刺激する、弾き手の本能に訴える、どんどん弾きたくなる楽器です。

NECK Wenge & Maple (B-Type (C))
FINGERBOARD Cocobolo
BODY Hollywood Top & Korena Back
FINISH Benavente Custom Semi Gloss
PICKUPS Benavente Narrow & Wide
PREAMP Benavente Original 3 Band EQ