無数の素晴らしい作品にその足跡を残し、歴史を作ってきたアーティスト達に全幅の信頼を寄せられ続けているLee Sklar氏のSiganture Modelです。
Dingwallは、ベースというパートの本来のあるべき役割を果たす為に製作されていることの良くわかる楽器が多いのですが、それ以上にこのLee Sklar Signatureは、歴戦のプレイヤーでなければ語り得ないストーリーに溢れており、まさに長期に渡るコラボレーションの結晶そのものであると言えましょう。
逆説的であるように感じられるかもしれませんが、G弦で34″、Low-B弦で37″という、一般的ではないFanned Fret Systemというコンセプトを用いているDingwallの楽器が、普通の楽器では必ず存在する何らかの不満の一切を取り払ってしまい、あらゆる束縛からの解放を弾き手に齎すのは、Lee Sklarという類い稀なる逸材の存在が、Sheldonにとって非常に大きく、その関係が本物であるからこそ実現できたのではないでしょうか。
通常のフレットシステムで得られる最大限のバランスの良さを軽々と超えてしまうFanned Fretですが、例えば、一般的には、Active EQのLowをブーストすることで、音量もあがったように感じる一方、Dingwallにおいては、低域が増せばより音が引き締まり、高域を増幅させることで、より音が太くなるように聴こえるというのも、他の楽器では得難い、感覚的な乖離の無い、正しさをも恩恵としてもたらされる要因にもなっています。
NECK | 3pc. Maple & 5pc. Maple@ Head Stock |
FINGERBOARD | Wenge |
BODY | Alder / Northen Ash (Dual Density) |
COLOR | Candy Blueberry |
PICKUPS | Dingwall Original |
PREAMP | Lee Sklar Siganture |