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しっかりした弾き方をすればしっかりした張りのある音が、優しく弾けば情緒のある音の出る楽器です。当たり前のことを書いているように思われるかも知れませんが、本当の意味でこういうプレイヤーの感性をダイレクトに反映してくれる楽器は実はそう多くはありません。

チューニングを行っている時点ですでにこの楽器の良さが伝わってくるもので、甘く柔らかい質感と、しっかりとまっすぐに伸びるトーンが同居しているのは、まさに”弦楽器”と呼ぶに相応しいものでしょう。

Ken SmithのLacquer Finishは、他のメーカーでは殆ど採用されていないものですが、材の良さを活かす薄さと、大変な強度を誇り、また経年変化による劣化が大変少ないものになっています。この楽器では、それがさらに洗練されていることが分かります。

昨日Ken Smithと電話で話をしましたが、その中で彼は”自分の楽器は少なくとも100年から200年、もしくはそれ以上もの長い間、弾かれることを想定して製作している”と語っていましたが、Ken Smithの楽器はそういうことが良く分かるものです。

NECK 5pc. Aged Hardrock Maple & Morado
w/ Graphite Inlaid Bars
FINGERBOARD Macassar Ebony with M.O.P. Top & Side Dots
BODY WINGS Morado Top & Back
BODY CORE Walnut
HEEL CAP Highly Figured Tiger Maple
FINISH Hand Rubbed High Gloss Catalyzed Lacquer
over Stradivari Gold Oil (Ken’s Secret Sauce)
HARDWARE Gold
ELECTRONICS Series/Parallel Switches with Smith B.M.T. 3 Band EQ Circuit
and Smith Custom Bass Hambucking Soapbar Pickups